第5回ライフスタイルデザイン会議+観光会議が開催されました!
◼️概 要
開催日:2024年3月6日(水)19:30~21:30
場 所:高浜公民館多目的ホール
講師:国連世界観光機関(UNUNWTO)駐日事務所副代表 大宅千明氏
ゲスト:本田勝之助氏、坪内知佳氏、小原壮太郎氏
◼️スケジュール
19:30~
町長:冒頭あいさつ
講演会
「持続可能かつ発展性のある観光 サスティナブルツーリズム」
講師:大宅千明氏
20:00~ 取り組み・アクションのシェア会
21:20~ ゲストのコメント
冒頭
町長挨拶
まずは冒頭、野瀬豊町長からこの会議への期待について、話がありました。高浜町の未来、そして高浜町の今後の観光について、町民とそして関係人口の皆さんで共にみんなで考え新しいアイデアが生まれる場にこのライフスタイルデザイン会議がなってほしいとの言葉でした。
基調講演:
「持続可能な観光等とは」国連世界観光機関(UNUNWTO)駐日事務所副代表 大宅千明氏
今回は、ライフスタイルデザイン会議+観光会議ということで、高浜町の持続可能な観光について考えるために基調講演として、国連世界観光機関(UNUNWTO)駐日事務所副代表 大宅千明氏より「持続可能な観光等とは」ということで、持続可能かつ発展性のある観光 サスティナブルツーリズムについての話が行われました。
主な内容としては、以下の通り。
持続可能な観光とは?
持続可能な観光に必要なこととは?
高浜町が持続可能な観光を目指すために(JSTS-D)何を参考にすると良いか?
観光は全てのSDGsに貢献できるされていて、特にSDGsの目標8や目標12の:雇用創出や地方の文化振興、産品販促につながる持続可能な観光業の促進のための政策立案や影響の測定手法の開発や導入、目標14の海の豊かさを守るための観光の持続可能な管理方法と経済的便益の増大などが重視されているとのことでした。
そのうえで、経済、社会、文化、環境のバランスが重要であり影響を考慮していくことが持続可能な観光につながると言います。このバランスが崩れてしまうと観光地としての魅力が低下し、持続可能性が損なわれることになります。
その後いくつかの地域の事例が紹介されました。カナダの事例では、季節性と言う点で高浜町にも参考になりそうです。
持続可能な観光アーカイブ
「持続可能な観光」は日本における重要施策にもなっているとのことで高浜町として今後どういう取り組みをしていくと良いのか?考えるためのきっかけとなるとても有意義な講演内容でした。
町の皆さんの取組の発表
続いて、高浜町で自分で様々な活動をされいている町民の皆さんからの取組の発表が行われました。
以下発表された方のプロジェクト内容とお名前です。
釈宗演顕彰会/伊藤彰さん
カラニカイ/環境アーティスト 永野由佳さん 3/15OPEN
和田de灯音祭/和田公民館館長 村宮博明さん
はらぺこしじみ絵本/イラストレーター つりもとまきこさん
観自庵プロジェクト /山崎慶子さん
高浜の魅力を世界に発信!/地域おこし協力隊 アーティスト/ブライアン・イーストレイクさん
いちごで内浦地域の活性化を!/パピイフルーツパーク 馬場祥誠さん
地域の取組を引き継いで杜仲茶を高浜町の特産品に! 山惣ホーム 山本美幸さん
ディンブルアートで環境について考えるきっかけに 上尾真理さん
高浜人研究所 似顔絵アーティスト、グラレコ イラストレーターchuncoさん
高浜町の一次産業海業 商品化プロジェクト 波多腰フトシさん
パンノキ カラダに優しいパンづくり 寺戸静奈さん
台所から海をきれいに 河合久美子さん
女性の健康課題について 小口彩子さん
ゲストの皆さんからのコメント
最後にゲストとして参加された講師の方からのコメントをいただきました。
一般社団法人 the Organic 代表理事 小原壮太郎氏
株式会社GHIBLI代表取締役 坪内 知佳氏
一般社団法人dialogue専務理事 本田屋本店有限会社代表取締役 本田 勝之助氏
持続可能な高浜町を考えるうえで観光は切り離せません。今回のライフスタイルデザイン会議は、それを考えるための良い機会になりました。また、そのために町の住民一人一人が自分に出来ることを自分らしく取り組み、その活動を関係人口の皆さんと共に協力して広げていくことも大切です。
来年に向けて、また新しい取り組みを考えながら第5回のライフスタイルデザイン会議+観光会議は、みなさんの熱気と温かい気持ちに包まれて閉幕しました。
参加者数は、町内25名、関係人口23名、合計48名(男性24名、女性24名)