高浜町の子育て世代の交流とコミュニティづくり。kurumuの「スマイルマルシェ」をご紹介。

2023年8月8日 16:32

子育て世代の交流とコミュニティづくり。１歳までの「スマイルマルシェ」。

高浜では「子育てするなら高浜がいいよ」といえる町を目指して、高浜町こども家庭センター『kurumu（くるむ）』を中心に、様々な子育て支援・サービスを行っています。

こども家庭センター「kurumu」とは、妊娠期から子育て期までの切れ目のない相談・支援を行う拠点のことです。高浜町では、これまでも母子の健康づくり・子育て支援・保育所の手続き等を保健福祉センターのこども未来課で、ワンストップで行ってきましたが、このたび、建物・スタッフ・支援内容等を見直し、こども家庭センター「kurumu（くるむ）」としてスタートしました。高浜町は『もっと幸せに子育てできる町』を目指していきます。

以前、ピン！トでは５ヶ月ごろまでの赤ちゃんとお母さんが参加できる産後ケアデイサービスの様子をお伝えしましたが、今回は『スマイルマルシェ』というサービスを紹介します。

スマイルマルシェは、1歳までの赤ちゃんとその家族が参加できるサービス。親子でふれあいながらお母さん同士が自由に交流したり、心身のリフレッシュと子育てや離乳食についての相談ができます。

この日のスマイルマルシェは、保育士さんによる歌と手遊びからスタートしました。

動物のぬいぐるみを使って、みんな一緒に遊びます。歌に合わせた手遊びをはじめ、赤ちゃんを膝の上に乗せて楽しむ遊び、折り紙のカエルさんを使った遊び、そして絵本の朗読まで、親子で楽しむ遊びがフルセット。みなさん、親子で楽しく参加されていました。

歌と手遊びが終わるころには会場はすっかり和やかでリラックスした空気になり、フリータイムへ。

育児や離乳食の相談、赤ちゃんの体重測定ができるのはもちろん、バランスボールのエクササイズ、ベビータッチケアを体験できるのもスマイルマルシェのうれしいポイントです。

バランスボールを使って、心身をリフレッシュ。

産後のお母さんの身体と心をほぐすことを目的としたバランスボールのエクササイズは、産後指導士さんがレッスンを行います。

やることは簡単。バランスボールに座って、弾むだけ。赤ちゃんを抱っこしたままでもOKです。この軽い有酸素運動がストレス解消や心身のリフレッシュにつながるのだとか。

産後指導士さんご自身も産後にバランスボールで心身をスッキリさせたという経験をされたとおっしゃっていました。確かに産後って、なかなか運動の時間をつくるのも難しい時期ですよね。

このバランスボールを使ったエクササイズ、実は赤ちゃんの寝かしつけにも良いのだそうですが、なかには驚いてしまう赤ちゃんもいるのだとか。でも、スマイルマルシェにトラブルの死角はなし！スタッフさんたちがスタンバイしています。

赤ちゃんがぐずってしまってもスタッフさんにまかせて、お母さんは最後まで安心して運動ができます。皆さん、笑顔でバランスボールのエクササイズに参加されていました。とても有意義な時間になったようです。

ベビータッチケアや育児相談、お母さん同士の交流も。

アロマテラピストさんによるベビータッチケアのコーナーもありました。お人形を使いながら、丁寧にアドバイスしてもらえます。

赤ちゃんも気持ちよさそう。気になるポイントや不安なところが直接聞けるのはうれしいですよね。

また、赤ちゃんの体重測定ができるコーナーや、

離乳食の展示コーナーでは育児相談やアドバイスを聞くこともできます。

そして、ところどころお母さん同士で交流されているシーンも。kurumuのスタッフさんは「お母さん同士、強いつながりをもって、何かあった時に助け合える関係をつくってもらいたい。」とおっしゃっていました。

どこを見ても和気あいあいとした雰囲気で、お母さんたちの安心している気持ちが伝わってくるようでした。

お母さんに安心・楽しい時間を過ごしてほしい。専門のスタッフがズラリ。

本日のスマイルマルシェでは12組の赤ちゃんとお母さんが参加されていました。スタッフは、kurumuのスタッフ（保健師・助産師・管理栄養士・保育士）に加え、栄養士、ベビータッチケア指導のアロマテラピストやバランスボールのレッスンを行う産後指導士、ボランティアで参加されている「子育てキラリ応援隊」の方、今回はじめて参加された主任児童委員など、専門家たちがズラリ。